本日ヨタロー(@ytrphoto)さんから質問をもらい返答した内容です。ヨタローさんは生物科学が専門なので身体の仕組みに例えて返答しました。
我ながらまずまずの解説だったのでここに転記しますw
「おはようございます。
僕の現在の解釈では、分散とは正しくp2pです。身体でゆうと免疫系、循環器系などメッセージ物質の伝達のようなものです。全ての細胞や内臓に隈なく送り込めるネットワーク構造です。
しかし、より全体の機能を効率化する為に各種臓器を作る事により目的を達成したものが臓器同士のネットワークです。それが非中央集権かなと思います。
僕の記事でCOSMOSについて書いたものがありますが、分散は系全体にメッセージを伝達する為遅行性が発生します。
臓器ネットワーク(非中央集権)は細胞レベルのメッセージを増幅して即効性をもたらすものです。
また、中央集権とは切り取り方で変わります。心臓と血管にフォーカスすればそれは心臓による中央集権です。
脳の役割の中でも脳神経と言われる脳直轄の経路などはそれにあたると思います。
でも、実は心臓や脳はそれだけで生きていけません。なので人体と言った俯瞰的な視点になるとそれは臓器ネットワークが作る非中央集権です。
人体に当てはめるとするとそんな感じかと思います。
ネットワークは効率を高める為のツールなので目的に合わせ、切り取り方によって最も適した構造を取るものだと思います。」
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