京都クロスコミュニティ旅と、発展のための共創モジュール #8

@sho-t · 2019-04-10 13:54 · busy

こんにちは、 @Sho-T です。


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4月6日、7日で京都に行ってきました。

先日、以下の投稿で記載の通り、 「クロスコミュニティ旅」という企画です。

クロスコミュニティ旅行記 〜価値をポータブルする〜 #2

クロスコミュニティ旅とは、 「渡り鳥」を介するオリジナル旅パッケージを指します。 ※渡り鳥とは、複数のコミュニティを横断するマルチポテンシャライト

今回は、自転車屋台のコミュニティガジェットを展開する 中西寿道 さんを渡り鳥として、 以下のような各所を巡りました。

〜〜〜 ・原田 岳さん(アオイエ) ・SOSAK KYOTONini Room ・琴地さん(古川町商店街) ・村木さん(ジョイント) ・斎藤さん・小林さん(Robotex) ・Impact Hub KyotoLower East Nine大垣書店 etc 〜〜〜 スクリーンショット 2019-04-10 8.35.18.png

このように、渡り鳥を通じれば、 コミュニティを飛び越えた「オリジナルの旅パッケージ」ができます。

今回は京都という場所での、「中西さん旅パッケージ」とも言えます。

少し飛躍しますが、もしも京都以外の各地の渡り鳥を介して同じことを行えば、 各地のオリジナル旅パッケージを次々と体験していくことができます。 そして、それらのオリジナル旅パッケージを互いに繋げていくことで、 渡り鳥を介する旅を通じた「クロスコミュニティ・渡り鳥ネットワークの形成」に近づくかもしれません。

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しかし、上記のように描けば理想的に見えますが、 実際には課題を感じる部分もありました。

例えば、バックグラウンドの異なる方々が集まる場はパワフルではあるものの、 限られた時間や情報の中で「お互いを理解し合う/引き出し合う」のはなかなか難しいのです。 それゆえに、共創やその後の発展に繋がらず終わるケースが多いです。

今回は初めてということもあり、あえて手ぶらで臨みましたが、 やはり上記のような課題感がありました。

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おそらく、お互いのポテンシャルを引き出し合い、 共創発展性に繋げるためには、 それを実現しやすくする「何か」(仕掛け)が必要なのだろうと想像できます。

でば、その「何か」とは何なのか? 模索する中ではありますが、 中西さんと話し合う中で、「共創モジュール」という発想が生まれました。

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例えば、突然集まった状況での緊張した空気をほぐす仕掛けや、 会話の流れを読みすぎて聞きたいことが聞けない状況などを回避する仕掛け、 限られた時間の中でできるだけお互いに引き出し合える仕掛け、 また、そうして引き出されたことや共創可能性を形として残し、 次へ繋げるための仕掛けなどです。

例) ■9分間ブレイク(空気をほぐす) ■空気読まないQuestionタイム(聞きたいことが聞ける) ■相手をどれだけ引き出し書き出せるかゲーム(とにかく引き出し合うことに集中) ■共創可能性を書き出してチェックアウト(可能性を未来に残す) ■エコシステム・マップ作成(関係性を相互に付け足していく) etc

ワークに近い考えかもしれませんが、 なるべくシンプルな仕掛けが良いと思っています。 これを模索してみたい。

おそらく、面識のないバックグラウンドの異なる5,6人が集まるパターンは、 今回のクロスコミュニティ旅の状況に限らず、 様々なイベントやコミュニティの日常でも起こっていることであり、 このような共創モジュールができることの意義は大きいのではないかと感じました。

先日、 前田考歩 さんが主催した「イベントモジュール研究会」に顔を出しましたが、 考え方は近いと思います。 まさに「共創モジュール」はイベントモジュールにもなり得ます。

そこで、以下妄想中ですが、 中西さんを初めラディカルなチームでオンラインmtg等を通し、 いくつかの共創モジュールをまずは創ってみる。

そしてそれを複数のコミュニティなどで実験しつつ共同開発し、 イベントモジュール研究会と連携してDB化していく。

そういうことができたら良いのではないかと考えています。

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そうすれば、今後のクロスコミュニティ旅で活かしていくことはもちろん、 様々な巷の朝活などのイベントやコミュニティで活用してもらうこともでき、 各所フィードバックを通じてコミュニティ間でモジュールを追加したりアップデートし合うことに発展していける可能性が出てくるのではないかと想像します。


まだまだクロスコミュニティ旅には課題があり、 逆に言えば発展余地が多分にあると感じることができました。 中西さんには大変感謝です。

この機会を今後に繋げていけるよう 引き続き上記を模索して一歩ずつ発展させていけたら良いと考えています。

こうして共創が起こりやすい仕掛けを用いて クロスコミュニティ旅や渡り鳥間の共創を起こしていければ 最終的に価値が流通しやすくなり、 結果様々なプロジェクトやプロダクトの価値を流通させたり、 不特定多数多数を巻き込んだPoCや共同開発なども可能になっていくのではないかと想像しています。

(完全に妄想も多分に含んでいますが、1%でも想像が広がることを一歩ずつしていくことは楽しいものです)

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クロスコミュニティ・渡り鳥ネットワーク【価値タイズ社会の研究・実験グループ】


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